屋久島 益救神社(やくじんじゃ)
ひとめ見てすばらしいです。
境内は、開け放たれたような、広々とした時空間。
この清浄、この開放、この明るさ。
屋久島に到着して、なんだか引っ張られるようにして
宿にも行かずいきなり益救神社におまいりに来たのですが、
屋久島まで来てよかった!と思いましたよ。
いきなりと言えば
境内でいきなり。ヤクシカに出会いました。
歓迎されたようで嬉しいです。
益救神社は「式内社」です。
醍醐天皇により延喜5(905)〜延長5(927)に編纂された「延喜式神名帳」に
その名が上げられている非常に古く由緒ある神社だそうです。
だからでしょうか。
ここは、なんというか、「ヤマト」だ!と感じました。
沖縄や八重山とは明らかに土地のエネルギーが違うのです。
あのへんは「琉球」なのでしょうね。でも屋久島は「ヤマト」
ヤマトの南の果ての島。
到着日の天候は曇りときどき雨。
強い湿気で重く感じられる空気のなかに
えもいわれぬ芳香が。
これは「栴檀(せんだん)」の木だそうです。
益救神社の栴檀、満開でした。白に少し紫がはいった小さな花が
枝いっぱいに咲いています。
花は地味ですが

なんともいえないすばらしい香りです。
益救神社のご祭神は、天津日高彦火火出見尊(山幸彦)です。
屋久島には「海幸山幸神話」にちなんだ場所や伝説が多いそうです。
掖玖島(屋久島)が竜宮であるとして、「一品宝珠大権現」とも。
神社の境内がすでにこんななので
もう屋久島っぽい!です。気分が盛り上がります。
益救神社は、益々救ってくださる「救いの宮」だそうです。
明日からのトレッキングの無事と良い天候をお祈りしました。
翌日は曇りながらもときどき薄日の射す天候。
天気予報では「雨」だったのでホッとしました。
益救神社の神様、ありがとうございます!
でも屋久島は天候が変わりやすいので雨具は絶対必需品です。
1日目は「白谷雲水境トレッキングツアー」
通称もののけの森ツアー。全行程5〜6時間。
透き通った清流を渡って
ちょと歩いただけでこんな!
こんな!
こんなだよ!凄いよ!
霧も漂い幽玄な太古の森の雰囲気。
私たち白谷雲水峡のガイドさんは女性の方で、屋久島にほれ抜いて移住を決意、
ひとりでこちらへ移ってこられたという
とても純粋な印象の気配り細やかなすばらしいガイドさんでした。
友達は「ヤクシカの妖精みたい!」と言ってましたよ。
とにかく苔には絶対さわるなと。厳重注意です。
苔と霧は屋久島の命だそうです。
実にいろいろな種類の苔があって感動しました。
周囲は全て霧と苔と大樹。
苔がにおいたちます。
そしてさまざまな水の匂い。
霧の匂い、流れる水の匂い、苔の先からしたたってゆく雫の匂い。
土の匂い。倒れても腐らないほどの杉の樹脂の匂い。
屋久島の杉は樹脂が多くて倒れても腐らないそうです。
湿気が多いので倒木の上にみっしりと苔が生え、
豊かな苔の重なりが土となって
次の若木をはぐくみます。
屋久島の森はそうやって何千年も代を重ねてきたのですね。
ヤクシカ。白谷雲水峡でもたくさん見かけました。
でも、シカ見るとテンションがあがりすぎて、写真上手く撮れません(笑)
写真、おおかたブレてます・・・(^−^;)
本土の鹿より小さくて可愛いです。バンビみたい。
早朝から歩いてお昼を食べて
「白谷雲水境ツアー」の目玉、太鼓岩に到着。
でも残念ながら、霧が深く、岩にたっても周囲は真っ白、何も見えません。
晴れていれば絶景だそうなのですが、残念。
まあ、マタ来いヨ!ということかも。ね。
ここで太鼓岩の下に突き出した岩棚のようなところに行って
(上の写真の人がいるところ)
上から見下ろし写真をとってもらおうと思ったのですが
実際行ってみたら、岩の面がかなり斜めにきれ落ちていて
かなり恐ろしく、戻ろう!としたら
どこかのふざけた若い男性ガイドが「怖くないよ~ん」と叫びながら
突進してきて、その勢いに服がひっかかって、マジ落ちるかと思いました。
私は高いところもそれほど怖くはないのですが
あのときは生まれて初めてというほどホントに怖かったです。
その男性もお金をとっているプロのガイドのようでしたが、
その後も足をすべらせそうになっているお客さんに
「すべると思うから落ちるんだよ!すべらないと思えば全然平気!」
と言い放って無理やり先を急がせていたりしていました。
ガイドさんも当たりはずれがありますね!
私たちは「ヤクシカの妖精」さんで本当に良かったです。
藤江昌代さんというガイドさんでした。
(名前を出す許可ありがとうございました。)
旅行会社のツアーですとガイドは会社が手配するのでだめなんですが
個人で行かれる方でしたら、藤江さんをぜひ!おすすめさせていただきます!
↓ここからどうぞ
「屋久島ガイド名鑑 屋久島の豊かな自然に誘う生き物の案内人たち」
藤江さんのブログはこちら
「屋久島☆自然感察日記」
http://ameblo.jp/kansa-2/
帰り道。山々の間から靄がもうもうとたちのぼっていました。
そして向こうにかすかに海が。
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